NIKE, INC. REPORTS FISCAL 2014 THIRD QUARTER RESULTS

2014年5月期1〜3Q業績増収増益

Mark Parker, President of Nike Inc.

ナイキ（本社：オレゴン州ビーバートン）が3月21日発表した2014年5月期９カ月（Q1〜Q3）業績は連結売上高203億7,400万ドル（前期比9％増）、純利益20億200万ドル（同10％増）となった。北米、西ヨーロッパ、東欧は依然好調だが、急ブレーキがかかっていた中華圏は回復基調にある。Nike Japanは相変わらず低迷が続いているが、最悪期は越えた。
ナイキ業績は依然好調を持続し、さらに業績拡大基調にある。フューチャーオーダーは11億ドル（前期比12％増）と発表されているので、中期計画の300億ドル達成は１年前倒しになる。ジョグラフィカルな重点はヨーロッパシフトが明らかで、アディダスをターゲットに取り込んだ。ウクライナ情勢と米国の対露制裁は気になるところだが、アディダスも条件は同じだから、NIDAS対決のハンディにはならない。