Nike complete the newest concept store in Shanghai

X-158 Hyper Nature

  

ナイキは最先端のサステイナブルコンセプトストア「X-158 Hyper Nature」を2013年７月29日上海にオープンした。日本ではここまで徹底したサステイナブルストアはまだ出現していない。この傾向は遅かれ早かれ日本でも登場すると思われるので、最新jy当方をお知らせします。

ストアはプラスティックや産業廃棄物から製造されたリサイクル資材が公汎に使用され、有機系接着剤の使用も極限している。今後ナイキが開発するサステイナブルストアの原型になるコンセプトストアである。設計施工はMiniwiz（台北）が担当した。

The Nike We Run Race Series 2013

The Series marks fifth anniversary

Nike We Run race Rio 2012: Nike’s We Run races range in distance from 5K to a full marathon and reflect the unique enthusiasm of each city. From Sao Paulo, to Seoul, to Singapore, runners will be moved to action through a series of unique experiences. 

ナイキは「2013 We Run Race Series」を８月31日プラハ（チェコ共和国）からスタートした。同シリーズは今年で５年目に入った。すでにモスコー（9/1）、ブダペスト（9/8）、ベルグラード（9/15）でも開催している。最終都市ジャカルタ（12/15）まで、４カ月間をかけて26都市でレースを開催する。全都市の参加ランナーは35万人と予想されている。アジアではシンガポール、マニラ、ソウルでも開催されるが、日本では開催していない。

Boutique Marathon

Nike We Run Race Argentina : The We Run races bring together athletes and local musicians and build on the aesthetic of each landscape through an interactive run course.

ナイキはWe Run Race Seriesとは別に、女性ランナー対象の「She Run」サーキットも開催している。同サーキットは３月から６月までの３カ月間で11都市で開催し、85,000人が参加した。

以上の他にナイトランシリーズ「We Own the Night」（WOTN）、スポットレースシリーズ「Women Half Marathon」（NWM）なども開催している。

Nike We Run Race Tel Aviv :  The series will continue its momentum by celebrating, motivating and inspiring athletes around the world with races in 26 cities。 

ランニングはこれまで「WMM」のようなメガマラソンイベント、「Rock’n Roll Marathon」のようなコミュニティレースイベントが主流だった。しかし、ナイキはそのどちらでもないBoutique Marathon （Specialty Race Event）を開発した。ここまでプロモーションで差がつくと、他のランニングシューズメーカーが対抗するのは容易なことではない。

Nike release new “Calvin & Johnson” campaign

Calvin and Johnson

Calvin Johnson is a superhuman wide receiver. His dedication to the game is trumped only by his relentless focus on getting faster. With every yard gained and every shattered record comes more fame, more distractions, and more demands. The spotlight is unavoidable.

ナイキは新キャンペーンフィルム「Calvin & Johnson」を9月3日オンエアした。すでに第２作「Speed Unleashed」も９月８日に放映されている。

キャンペーンは「精神と肉体を極限まで追いつめるところに真のアスリートが生まれる」ことを表現するのが目的。現在NFL最高のワイドレシーバーCalvin Johnson（WR：Detroit Lions）を起用し、1989年の「Bo Knows」を彷彿させるキャンペーンである。制作も当時と同じWiden+Kennedyが担当した。作品はシーズンを通じてシリーズが制作され、マスメディア、デジタルメディアに提供される。

Calvin Johnson and Sean Combs teamed up for a new Nike Ad. Puff Daddy? P. Diddy? Diddy? No, now he goes by “Johnson.” At least Sean Combs does in a new Nike ad with Detroit Lions receiver Calvin .

ストーリーはストイックな生き方を貫く選手をCalvin（Calvin Johnson）、その陰に隠れた人間的な側面をJohnson（Puff Diddy）として描いている。カメオでNdamukong Suh（Detroit Lion : DT）、 Demaryius Thomas（Denver Broncos : WR）、DeSean Jackson（Philadelphia Eagles : WR）が出演している。

Calvin Johnson’s first signature training shoe, the Nike CJ81 Trainer Max is designed to amplify his powerhouse athletic ability on the field and his dedication off it.

ジョンソンはナイキとクリーツのエンドースメント契約をかわしているが、2012年からトレイナーのエンドースメントもスタートした。「Calvin & Johnson」はこれらのエンドースメント契約のキャンペーンではなく、ナイキのブランドキャンペーンである。

London’s Music Half Marathon

Run to the Beat

Greenwich Park, London

 

Combining running and live music, Run to the Beat, the original London music half marathon, has grown considerably since its debut in 2008.

2013年ロンドン・ミュージック・ハーフマラソン「Run to the Beat」（13.1mile）が９月８日、グリニッチパーク（スタート・ゴール）〜市内コースで開催され、19,000人が参加した。

Runners who were inspired by live DJs and bands at 19 music stations throughout the 13.1-mile course returned to the park to a festival atmosphere.

エントリーランナーはナイキ（協賛）からプレゼントされたグリーンのドライフィットシャツで参加するため、周辺とコースはグリーン一色になった。

Run to the Beatは2008年にロンドンでスタートしたハーフマラソンで、

ランニングとミュージックを組み合わせたイベントである。大会はチャリティレースになっており、収益金は「血液癌予防」「アルツハイマー協会」などの支援に寄付される。

This year,19,000 runners set off from the event’s new home in Greenwich Park, with a desire to realize their potential and reach new goals by setting PBs as they crossed the finish line.

レース中はロンドンのミュージックステーション1９局と、トップDJ（Kate Lawler、Trevor Fung、Nihal、Goldierocks）４人がオンエアでランナーを支援し、レース終了後はグリニッチパークでJessie J（シンガーソングライター）のコンサートも開催された。

International recording artist Jessie J welcomed 19,000 runners as they completed Run to the Beat powered by Nike+, London’s unique music half marathon in Greenwich Park. 

レースにはアルツハイマー協会支援目的のキャリー・マリガン（華麗なるギャッツビー）も参加した。

adidas “Develop All Originals”

Superstar 2 Black & White 2013 Fall

adidas Superstar 2 Black & White

フットウエアでナイキに押しまくられていたアディダスが、いよいよ反撃に転じた。8月１日からスタートした「Unite All Originals」キャンペーンに連動して、オリジナルスの再編成が本格化し始めた。

アディダスは９月初頭に「Superstar 2」のブラック&ホワイトバージョンを発売した。アッパーとソールがブラックで、ヒールタブとスリーストライプがホワイトのコンビネーションになっている。

adidas Superstar 2 Red & White

アディダスは７月に同モデルのホワイト＆レッドバージョンを発売し、ほぼ同時期にHalf-Shellも３色展開で発売した。Superstar 2は多くのバージョンが発表されているから、今更目新しくもなんともないと思われているが、実はそうではない。

New Originals, New Classic

adidas Originals Superstar Halfshell 

 Unite All Originalsキャンペーンがスタートしなければ、これらのモデルはクラシックモデルのランダムな再リリースに過ぎなかった。しかし、Unite All Originalsキャンペーンで、今後登場するオリジナルスの全モデルは、ニューシリーズの展開というシステマチックな企画プランに生まれ変わった。

「Shell-Top」と「Half-Shell」だけでも、ナイキの「AF1をはるかに越えるだけのヒストリーを秘めている。それどころか、オリジナルスはSuperstar 2に匹敵する歴史を持ったモデルを山ほど保有している。

アディダスは宝の山を掘り当てた。Unite All Originalsキャンペーンを考えついたスタッフは天才である。