2016/08/15

adidas Group delivers outstanding financial performance in Q2 2016

84日発表されたadidas上半期連結売上高は919,100万ユーロ(前期比15%増)、純利益は64,100万ユーロ(同74%増)となった。adidas 201512月期に低迷を脱したばかりだが、今期は前半から目の覚めるようなダッシュぶりである。期末店舗数はコンセプトストア1,720店、ファクトリーアウトレット872店、コンセッションコーナー152店の総計2,744店で、前期末(2,722店)から22店の増加となった。
Herbert Hainer: adidas Group CEO 
好業績はリオ五輪特需が後押ししているが、そればかりではない。久々のブロックバスターモデルBoostNMDの爆発的ヒットも業績を引き上げた。さらにKanye Wharrell WilliamsRita Ola達を起用したアーバンスタイル、Stan SmithSuperstarのクラシックモデルも同時並行でホットトレンドになったため、向かうところ敵なしの快進撃を続けている。
adidasブランド売上は774,100万ユーロ(同19%増)、で、前期(7%増)に比較して 2倍以上の高成長となった。Reebokは依然として低迷が続いているが、これまで足を引っ張ってきたTaylorMade-adidas Golfも復調している。
adidas NMD XR1 Microrib "Blue/Black"
Adidasブランド成長復帰の原動力になったのはretro trainerである。ブームは終わりつつあり、すでにトレンドはretro trainerからHibryd Trainerに移った。この分野で先鞭を付けたのはNikeだが、adidas BoostNMDで参入し、空前の成功を収めつつある。2015年はNike圧勝だったが、2016年はadidasgold Medalで終わるのが確実になってきた。

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adidas Group Fiscal 2015 result

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