2014/11/03

Nike releases LeBron James‘Together’Comercial

LeBron James‘Together’Comercial cover image
NikeHQ : Beaberton, OR)は1030日、TVコマーシャル‘Together’を放映した。LeBronがチームに“One team. One city. One goal.”と呼びかけ、それにCleveland Cavaliersチームと市民が応え、市全体が一つにまとまってゆくというストーリーになっている。LeBronCleveland復帰第1戦に合せたリリースで、エンドースモデルLeBron 12も同日発売された。コマーシャルは11月中、全国ネットワークとスポーツチャンネルで放映される。
LeBron XII , Image from Nike

フィルムにはLBJの母親、高校時代のコーチ、LeBron James Family Foundationの子供達、それに大量のファンが出演している。またチームからKyrie Irving達がカメオ出演するなど、チームと地元ファン総動員のコマーシャルである。
LeBron XII , Image from Nike 
制作は例によってWieden + Kennedyで、Derek Jeter Tribute Commercial715日リリース)と同様のフィロソフィーを打ち出した。Nike2009年にCAAと提携した時から、スポーツイベントとR&Dを統合する手法を磨いてきた。最近ではスポーツを超えて、市民生活との統合まで進んできた。Clevelandは依然として財政危機が続いており、人種的な軋轢も多発している。LeBronの“One team. One city. One goal.”という呼びかけは、Cavaliersではなく、Cleveland市民への呼びかけになっているのである。
LeBron James was interviewed at Press Conference LeBron XII , Image from Nike 
adidasとここまで大きな業績格差がついたのは、Mark ParkerHerbert Hainerのクエリエイティビティだけの問題ではない。企業のカルチャーそのものに格差がついてしまっているからなのである。かつてadidasが世界のフットボールサポーターを囲い込んだように、Nikeは世界銃のマイノリティを味方に取り込んできたのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿