2014/11/24

Under Armour Global Women’s Marketing Campaign : I WILL WHAT I WANT

Misty Copeland,  American Ballet Theatre Soloist.
Under Armourが8月にスタートしたGlobal Women’s Marketing Campaignは、10月にKevin Plank(CEO)が大成功だったと自画自賛して終了した。メディアの間でも、Misty Copeland(Ballet)を起用した60秒のTV Spot第1弾は好評だった。Copeland はAmerican Ballet Theatre のSoloistで、彼女が出演したSpotは8月4日にリリースされて大変な反響を呼んだ。YouTubeのView Countは660万回を突破し、現在も更新中である。9月にリリースした第2弾Gisele Bundchenも240万回を超えているから、これもいちおう成功といって良い。
Gisele Bundchen, Brazilian fashion model.
しかし成功したのはここまでで、それ以外のLyndsey Vonn(Ski)、Sloane Stephens(Tennis)、Kelley O’Hara(Soccer)を起用した作品は、ほとんど評価されなかった。YouTubeにもアップロードされているがほとんど視聴されていない。
Under ArmourはかつてI WILLキャンペーンシリーズを展開して、それなりの成果を収めた実績がある。I WILL WHAT I WANTはネーキングから見てもその続編と思われる。I WILL WHAT I WANTはMisty CopelandのSpotだけが目立ったが、Under Armourにとっては大きな成果だった。ウイメンズ市場攻略のためにはさらに強力なプロモーションが必要になる。
Sloane Stephens, Ameican professional tennis player.
ウイメンズ市場はスポーツウエアブランドにとって常に魅力的な成長分野として存在してきた。しかしlululemonを除いて、大きな成功を納めたブランドは未だかってない。I WILL WHAT I WANTキャンペーンはUnder Armourのウイメンズ市場攻略の本格的な第一歩である。

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