2017/06/03

Nike Cortez Basic Nylon Long Beach


 NikeCortez Basic Nylon Long Beach61日発売した。ナイロンメッシュにスウエードレイヤーのアッパー、フォームミッドソールのコンストラクションで、カラーオプションはblue1 styleだけである。ネーミングのLong Beach Long Beach Countyから取られており、ヒールにLBCの刺繍が施されている。この他にヒールタブにはLong Beach、トングーの裏面には19722017、インソールにはXLV=46)がプリントされ、おまけにLace Locksまで搭載するという念の入れようで、これで定価(MSRP$100USDなら十分リーゾナブルだろう。
アッパーに採用されたブルーはSouthern Californiaのシグナチャーカラーで、初期のCortezでも採用されていた懐かしのCalifornia Blueである。Cortezは発売後短期間でヒットアイテムとなり、当時のSouth BayのビーチはLevis 501Nike CortezHang Ten Border Shirtsの若者が氾濫した。
Cortezが発売された1972年はストリートギャングCrips Southern Californiaで勢力拡大の真っ最中だった。当時のストリートギャングはそれぞれシグナチャーカラーを保有していて、Cripsはブルーだった。今回のモデルはCalifornia Blueがテーマカラーになっているので、当時のギャングカルチャーへのノスタルジアだというブローガーもいる。
Cortez2017年に45周年を迎え、5月に入ってからアニバーサリーモデルのメイクオーバーが急増している。すでにCortez Glitter Pack(5月14日)、Racer Pink524日)、Classic LX530日)を発売しているが、この他にもClassic Satin61日)、Basic Nylon Premium61日)、Basic Nylon Compton61日)、Jewel QS63日)などを連続投入している。
いずれもウイメンズサイズ中心で、ミッドサマーのウイメンズトレイナーをCortezで占拠する意図が明白である。2017 Springは徹底したAir Max系モデル作戦だったが、SummerCortezに切り替わった。これでNike2017年後半はAir Max系とCortezの2本立てに強化された。これからLabor Day9月第1月曜日)まで3カ月間続くサマートレイナー商戦で、Cortezは主役を務めることになる。

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Nike Classic Cortez "Bronze"

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