Air Jordan XXXII "Rosso Corsa Mid"
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3モデルともアッパーは高機能Flyknitを使用し、Zoom Airを内蔵したミッドソールとのコンストラクションである。アッパー、ソールとも最新パーツ、ユニットを搭載している。Flyknitは高張力ヤーンを使用し、ニットパネル内部にはロックッダウンのためレースハーネスを埋め込んだ。ヒール周辺部はアキレス腱を保護するためスネークスキンとモールドスエードパネルでプロテクトされている。
Air Jordan XXXII "Bred Mid" |
Nikeは歴代のJordanで最も高機能のオンコートモデルで、Air Jordan IIに最新テクノロジーを融合してパフォーマンスでスタイリッシュなモデルを追求したと説明している。原型となったAir Jordan IIはItalian スタイルの洗練されたフォルムと、当時最先端のソールユニットを搭載して1986年にデビューした。確かに今回のJordanはアッパーのシルエットとソール形状はAir Jordan IIによく似たフォルムになっている。
開発デザイナーにはTate Kuebisが起用され、David Creech(Jordan Brand デザイン統括VP)がバックアップした。KuebisはXVIII、XIX、XXXIを担当したベテランデザイナーで、開発には事業部の総力を結集している。
Air Jordan XXXII "Bred Low" |
NikeがJordanに入れ込んでいるのは、北米市場で去年からJordanブランドの不振が表面化しているからである。 Foot LockerやFinish Line のようなメガフットウエアチェーンは揃って上半期業績が減収になっており、Richard Johnson(Foot Locker Chairman & CEO)はJordan ブランドに急ブレーキがかかったのが影響したと名指して批判している。Nikeとしては総力を挙げたJordan事業部再編成を打ち出す必要に駆られているわけで、それが Jordan XXXIIの開発に反映されているのである。
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