2017/08/31

Nike Air Max 90 Essential iD “Pickle Rick”

 John Mayerは7月のAir Max 90のカスタマイズモデルAir Mayer “Spirit Level” に続いてAir Max 90 “Pickle Rick”を発表した。アッパーがシンセティックレザーとテキスタイルのコンストラクションで、ソールはヒールにMax Airを内蔵したミッドソールのコンストラクションである。カラーオプションはGreen/grey/redの1styleを発売する。
Mayerは7月29日にコラボモデルAir Max 90の Spirit Levelを発売している。Mayerの発表ではオリジナルアイディアでNIKEiDに発注し、自身のInstagramを通じて発売したと言っている。今回も変則コラボ方式で、オリジナルはNikeがオンラインで販売しているAir Max 90 Essential iDで、カラーオプションがレギュラーのAir Max 90 Essential iD に比較してグリーンテーマのスペシャルメイクアップになっている。Nikeはこのモデルをnike.comで発売しており、今回は最初からNike主導の販売方式になっている。
発売モデルの企画アイディアは、TVアニメRick and Morty(Season3, Episode 3)からとられていて、モデルのニックネームPickle RickはEpisode 3のタイトルである。Rick and MortyはJustin RoilandとDan Harmonがプロデュースしたアダルト向けアニメのscience fiction sitcomで、Cartoon Networksから放映されている。
Mayerはシンガーソングライターで、ストリートファッションフリークなのは広く知られている。前回に続いて今回のカスタマイズもサバーバンスタイルで最小限アレンジに留めている。こういうミニマリックなカスタマイズの方が最新のスタイルである。スニーカーブティックやラッパーがコラボレーターの主役だった時代は過ぎ去りつつある。今後期待できるのはMayerのようなコーケイジアンに人気のあるアーチストや、Bella Hadidのようなハイファッションのモデル達である。Mayerの試みは次の時代を予感させるコラボレーションである。

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 Nike Air Max 90 Air Mayer “Spirit Level”

2017/08/28

Nike SF AF 1 Mid Urban Utility 2017 Holiday



Nikeは SF AF 1 Mid  Urban Utility の2017 Holiday Modelを8月20日発表した。アッパーはフルグレインレザーとバリスチックナイロンの複合パネルで、ソールはガムラバーである。ロックダウンのためのアンクルストラップを搭載し、ヒール部分は足入れをスムーズにするためダブルジッパーエントリーを採用している。今回のカラーオプションはblack/gumの1 styleだけが発表されている。
SF AF 1 Mid  Urban Utilityは6月にtiger camo/hazel、7月にblack/brown、8月はivory/oliveを逐次投入してきた。今回のblack/gumはHoliday Modelのテストサンプルで、過去3回の発売モデルからメイクアップを大きく変更している。6、7月発売モデルはmilitary styleで、ステルスがデザインテーマになっていた。この方針を8月モデルで utilityに変更し、さらに今回はutilityへの修正を行っている。変更理由は明らかで、military styleではウイメンズとアフリカンアメリカンを吸引できなかったからである。Holiday Modelは修正の結果TimberlandやRussellにも対抗できるurban styleに修正された。ここまでメイクアップを変更すれば、ウイメンズやアフリカンアメリカンを吸引するのは難しくない。今後登場するSF AF 1 Mid  Urban Utilityは、Holiday Modelをベースにしたデザインになるだろう。
Air Force1 のブーツシリーズは2013年に登場し、短期間でNike Winter Boot主力モデルの一つに成長した。Air Jordan ブーツシリーズがsuburban styleなのに対し、AF1 Midはurban styleを追求しているのが特徴である。2016 Holidayにはmilitary styleのSpecial Field Air Force 1が追加投入され、Air Force 1 ブーツはurban + militaryのツートップ布陣になった。今回のSF AF1 Mid  Urban UtilityはSpecial Field Air Force 1の本格military styleだが、6月からの先行販売結果で、styleの修正を余儀なくされている.

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2017/08/27

Nike Air Zoom Mariah Flyknit Racer

NikeはAir Zoom Mariah Flyknit Racerのニューカラーオプションを次々に市場投入しているが、2017 Fall/Winterの最新モデルが発表された。コレクションはtriple black、Multicolor Grey、Beige、Oliveの4 styleで、秋冬向けのニューカラーオプションである。いずれもFlyknit アッパーにZoom Air cushoning、ラバーアウトソール、スリーブ部分はブーティースタイルを採用している。 
Air Zoom Mariah Flyknit RacerはNikeの最新Hybridモデルで、6月初旬にSummer 2017モデル 4 styleが発売された。その後7月、8月にニューカラーオプションのサマーモデルが逐次投入された。最新モデルは今回発売された4 styleで、発売日は未発表であるが9月中旬以降になると見られている。
Air Mariahは1981年に登場したハイテクランナーで、Nike初のエアクッショニング搭載モデルTailwind(1979年)に続いて発売されたエアソール搭載第2号モデルだった。ターゲットカスタマーはフォアフットストライカーのシリアスロードレーサーで、開発間もないフルレンクスエアソールユニットを搭載し、ネーミングも開発段階ではレーシングモデルに相応しくAir Racerと呼ばれていた。
不幸にして発売された1981年はジョギングブームに急ブレーキがかかり、Nikeは倒産寸前という最悪期だった。このためNike経営陣が背水の陣で臨んだにもかかわらず、大きな成功を収めることができに終わった悲運のモデルである。
Air MariahはCortezやAir Maxのような成功を収めることはできなかったが 、そのコンセプトは次の世代のAir Maxに継承され、Nike第2世代パフォーマンスランナーの礎を築いた。今回発売モデルはオリジナルモデルのDNAを受け継ぐハイテク仕様になっているが、コンフォート機能も十分に配慮されたモデルになっている。シルエットはオリジナルを彷彿させるロープロファアイルを踏襲しており、オールドタイマーの郷愁を誘う配慮も欠かしていない。秋冬のホットモデルになるのは確実である。

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Nike Flyknit Racer Goddess

2017/08/26

Nike Air Max 97 LX Swarovski

 Nike はAir Max 97 LX Swarovskiを9月7日発売する。3月1日に先行発売されたモデルと同一のコスメチックスで、ナイロンメッシュのウエィビーパネルアッパーにフルレンクスのMax Air Unit搭載ソールのコンストラクションである。前回と同じくアッパーパネルにはスワロフスキークリスタルファブリックが使用されている。カラーオプションはblackとplatinumの2 styleで、Nike Sportswearルートを通じて9月7日全世界発売する。
AIR MAX 97は1997年、Christian Tresserのデザインで開発されたモデルで、ウエィブ状のサイドラインパネルで賛否両論を巻き起こしたモデルである。今年はAIR MAX 97の20周年アニバーサリーイヤーで、3月1日の先行発売はAir Max Day(3月26日)に向けた発売だったが、今回は Anniversaryとしての発売である。Swarovskiとのコレボレーションとあって、プロジェクトチーフにはNike Material Design DirectorのMarie Crowを投入し、開発チームをSwarovski本社(Wattens Austria)に送り込むなど従来にない本格的開発姿勢を見せている。400ドルの特別価格でも即日完売は難しくはないだろう。

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2017/08/23

Vans Vault OG Clasic Slip-On LX Suede/Canvas

VansはVault OG Clasic Slip-On LX を8月22日発売した。Slip-On LXは Vault OG Collection seriesとして発売されたAuthentic3足パッケージで、white、Orange、Emeraldの3色で構成されている。アッパーはスウェード、クオーターとフォクシングトリムはキャンバスの異素材組み合わせで、色合いを微妙に変化させている。アッパーのパターンとサイドウオールはハンドラップ仕上げで、サイドウォールのブランドタグは創業当時のウーブンラヴェル、ヒールパッチはオリジナルのレッドライセンスプレイトを使用した。価格(MSRP)は$65 USDである。
Vansは2017 OG collection でSuede/Canvasの3色シリーズを発売してきた。Slip-On LXもその一環で、エレガントなカラーオプションに設定されている。2月11日発売の "Authentic LX"もハイストリートスタイルのトリオだったが、今回の方がエレガントさで優っている。Vaultシリーズに恥じない気配りを随所に配したcollectionに仕上がった。
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Vans Vault x Horween Holiday 2016 Collection
Vans Vault x Diemme  2014 Holiday Collection

2017/08/13

Vans x Sk8-Hi Peanuts Customize Package

VansはPeanuts 2017 Collection からSk8-Hi 2モデルのカスタマイズサービスを8月10日スタートした。2モデルともPeanutパターンで、一つはWoodstockとPeanutだけを使用し、もう一つはPeanut全キャラクターを使用したキャンバスアッパーである。キャラクターはチェッカーフラッグパターンのマス目1つに1キャラクターがプリントされているから、ぎっしりと詰まったという印象である。
Vans は6月にSk8-Hi、Old Skool、Authentic、Slip-Onを投入したVans x Peanuts 2017 Collection発売したばかりである。すでにOld Skool、Authentic、Slip-OnにEraを加えた4モデルのカスタマイズサービスはスタートしていたが、今回はそれに加えてSk8-Hiをベースモデルに使用した2モデルのカスタマイズを追加投入したのである。VansのPeanuts collectionは、1980年代の第1回コラボレーションから3回目であるが、カスタマイズサービススは今回が初めてである。

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2017/08/12

adidas Ultra BOOST 4.0

adidasはUltra BOOST4.0を2017年12月に発売すると8月10日発表した。年内発売のカラーオプションはgrey、burgundy、navyの3 styleであるが、2018年には17モデルの追加投入が予定されている。
Ultra BOOST4.0は一見するとUltra BOOST3.0に酷似しているが、新しいニッティングパターンのPrimeknitアッパーに交換され、boost™ミッドソールは3.0と同一パーツと言われているが、ミッドソールのヒールスタビライザーが除去されるなどマイナーチェンジされている。
Ultra BOOSTはもともとNikeのFlyknit Racerに対応するadidasのパフォーマンスランナーとして開発されたモデルで、ロードランナーとストリートファッションに対応できるのデュアルパーパスモデルとして2015年5月発売された。オリジナルは本格的ランニングにも対応できるようにミッドソールの厚さをトウからヒールにかけて削減したMidsole dropを採用し、アキレス腱の動きに合わせて作動するFITCOUNTERもヒールカウンターに搭載している。フォアフットには安定性を確保するWider platform、アウトソールはフレキシブルな走行をサポートするSTRETCHWEBも使用している。
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2017/08/11

adidas Iniki Boost Runner Goldenrod

adidasはIniki Boost Runnerのニューカラーオプション、Goldenrodを7月末発表した。Two-wayストレッチメッシュアッパーにフルレンクスのboost™ソールのコンストラクションは従来通りで、既存モデルのカラー追加であるが、ゴールドというところが今までになく新しい。発売時期は8月と見られているが、正確な発売日は未発表である。
Inikiは2017年3月にデビューし、4月、6月に追加カラーが投入され、これまでに13 styleが発売されているが、いずれも70年代風のクラシックカラースキームを踏襲してきた。既存発売モデルにモダーンカラーやフュチャーリスティックなカラーオプションを採用しなかったのは、Inikiがクラシックスタイル+ハイテックのHybridモデルというコンセプトだったからと思われる。しかし今回発売モデルはGoldアッパーを採用し、初のモダーンカラーオプションとなった。
もともとadidasは同一デザインでカラーオプションを乱発して売上拡大に繋げてきた。NMDやUltra Boostでは短期間でマルチカラー展開を拡大してきたが、Inikiではこれまでカラースキームの切り替えには慎重だった。今回の変更を今後推進することになればSilver、Zebra、Safariなども使用できるので、カラーオプションの幅は一気に拡大する。
Nike だとこういう手法はすぐに実行するが、なぜかadidasはInikiに関してだけは慎重だったのである。しかし今後はニューカラースキームは当然のように使用されるだろう。もしHybridスタイルを維持するとしても、カラーがモダーンやシュールになっても問題はないはずだ。Inikiのカラーオプションは今後大いに期待できる。

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2017/08/10

Nike Cortez Kenny Moore Collection

NikeはCortez Kenny Moore Collectionを8月24日発売する。イエロー、ブルー、ホワイトの3 style packgeコレクションで、3モデルのアッパーはそれぞれナイロン、スウエード、レザーを使用している。ソールはオリギナルと同じフォームミッドソールのコンストラクションで、アウトソールは伝統のヘリンボーンラバーソールを使用している。
Kenny Moore(1943~)はオレゴン大学卒の長距離ランナーで、在学中にBill Bowermanの指導を受けた。メキシコとミュンヘン五輪のUSマラソン代表で、Steve Prefontaine(1951-75)、Frank Sorter(1947~)達と同年代の選手だった。
今回NikeがKenny Mooreシグナチャーを発売したのは、在学当時にBowermanの指導を受け、MooreがCortezのプロトタイプになったTiger CortezやオリジナルのCortezを現役時代に着用してレースに出場していたからである。ホワイトレザーアッパのモデルが、サイドウォールやインソールにMooreのサインやロゴをプリントしているのはそのためである。

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2017/08/09

Vans x Fear of God for Holiday 2017 Collection

VansはFear of God  Holiday 2017 Collaborationを7月31日発表した。#147、Authentic、Mountain Editionの3モデルで構成されるcapsule collectionで、コラボレーターはJerry Lorenzo、発売は2017 Holiday Seasonである。
#147は1983年に発売されたbuckle top boat shoeで、シルエットはスリッポンスタイルである。カラーオプションはWhite/BlackとRed/Blackの2 styleが発表された。AuthenticのカラーオプションはWhite/BlackとRed/Blackの2 styleで、アッパーに Fear of Godのレターロゴが入っている。Mountain Edition のカラーオプションはRed/Blackの1 styleで、アッパーに Fear of Godのレターロゴが入っている。全モデルともミッドソールはホワイトである。
コラボレーターのFear of GodはデザイナーJerry Lorenzoが2013年にスタートしたストリート系ブランドで、ファンにはKanyeWest、Gigi Hadid、Kendall Jenner、Rihanna、Justin Bieber 達がいる。LorenzoはAfrican Americnで、これまでもVansとコラボレーションを発表しているが、今回のコレクションはソフィスティケイトしたハイスタイルモデルに仕上がっている。
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2017/08/08

Vans Anaheim Factory Authentic 44 DX Checkerboard

VansはAnaheim Factory Authentic 44 DX Checkerboarを8月初頭に発売した。シルエットはオリジナルを忠実に再現しているが、アッパーに10オンスヘビーキャンバスとスウェードレイヤーを使用し、高輝度Foxingテープ採用でスタイリッシュな外観を保持し、UltraCushソックライナーを搭載するなどDXモデルにふさわしいプレミアムスタイルに仕上げている。価格(MSRP)も通常$50のレギュラーモデルに対して$75 USDで、50%割高になっている。
Anaheim Factory PackはVans創業時(1966年)のファクトリートリビュートモデルで、今年は3月、7月に発売されている。7月10日過ぎに発売された第2回コレクションはAuthentic(1966年発売)、Old Skool(1978年同)、Sk8-Hi(1978年同)のパッケージで構成され、これまでにAuthentic8色、Old Skool3色、Sk8-Hi2色の合計13カラーオプションが発売された。現在はさらにHald Cab 33 DX 2モデルが追加発売されている。発売は各モデルの販売状況を確認しながら逐次投入するという慎重な手法をとっていて、Authentic 44 DX Checkerboar dは最新発売モデルである。
Anaheim Factory Packは表面的には通常の復刻モデルのように見られていたが、実は Vaultのようなプレミアムコレクションという色彩が濃厚になって来た。Vansは今後レギュラーゾーンに加えて、プレミアムゾーンの拡大強化を最優先課題にすることになるだろう。

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2017/08/07

adidas Ultra BOOST ATR Mid

adidasはaUltra BOOST ATR Midの新カラーオプションを10月に追加投入する。Primeknitアッパーとboost™ミッドソールのコンストラクションで、ミッドトップシルエットのCollarはブーティ形状を採用し、ニットアッパー素材はマルチカラーヤーンを使用している。ATR(All-Terrain)とネーミングされただけあって、アウターソールはアウトドアに対応できるデイープトレッドを履いている。カラーオプションはグレイが発表されているが、発売までには多くのニューカラーが発表されるだろう。
Ultra BOOSTはもともとNikeのFlyknit Racerに対応するadidasのパフォーマンスランナーとして開発されたモデルである。オリジナルモデルは2015年5月発売され、ロードランナーとストリートファッションのデュアルパーパスに対応できるモデルとして急成長してきた。
オリジナルは本格的ランニングにも対応できるようにミッドソールの厚さをトウからヒールにかけて削減したMidsole dropテクノロジーを採用し、ヒールカウンターにはアキレス腱の動きに合わせて作動するFITCOUNTERも搭載している。さらにフォアフットにはWider platforを採用して安定性を確保し、アウトソールはフレキシブルな走行をサポートするSTRETCHWEBも使用している。
ATRはUltra BOOSTのオールタレインバージョンで、Collarのミッドトップ化、ラギッドアウトソール採用で、アウトドアスタイルに改造したモデルである。

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2017/08/05

Nike Air Max 97 2017 Fall collection

Nike はAir Max 97 2017 Fall collectionを8月4日から逐次市場投入する。コレクションはAir Max 97 OG、Air Max 97 OG Premium、Air Max 97 Ultraの3 Group 13モデルで、8月1日~17日までの2週間にかけてグローバル市場に次々に投入する。いずれもウエィビーパネルアッパーを搭載し、Air Max midsoleを履いているが、OG以外は改造が施されており、カラーオプションも一段とソフィステイケイトしたカラーミックスを採用している。
Air Max 97 OGはデビューモデルのリプロで、カラーオプションはblack/whitetriple whiteの2 styleで8月1日に発売された。Air Max 97 OG Premiumはアッパーの一部にレザーを使用するなどマイナーチェンジを施し、3もでるが一段と高級感をアピールして登場した。
Air Max 97 Ultraはオリジナルを全面的に改造し、新モデルに近いフォーミュラになって8モデルが登場した。エアバッグは従来より薄いAir-Sole PSLに換装し、さらにアッパーはシングルセルに置き換えてシームレスに変更された。この改造で流線型のロープロファイルに整形されてスマートなシルエットに変身した。
AIR MAX 97はChristian Tresserのデザインで1997年発売されたモデルで、ウエィブ状のサイドラインパネルが最大の特徴になっている。2017年は20年周年アニバーサリーイヤーで、Air Max Day(3月26日)向けにAir Max 97 LX Wmnsを発売した。しかし本格的市場投入は4月以降で、BTS商戦を目前にした8月に一気に投入が加速した。

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Nike Air Max 97 Premium Swede Pink

Nike はAir Max 97 Premium Swede Pinkを8月4日発売する。ナイロンメッシュとスウェードのウエィビーパネルアッパーにフルレンクスのMax Air Unit midsoleのコンストラクションで、アッパーにはリフレクティブマテリアルもデコレーションされている。
NikeはAir Max Day(3月26日)に合わせてAir Max familyを大量に市場投入したが、4月以降は主力投入モデルを Air Max 1とAir Max 97に切り替えた。AM1は30周年、AM97は20周年のアニバーサリーだから、両モデルが集中投入された集中豪雨的に市場投入されるようになった。 8月 4日には一気に13モデルが発売されるが、今回発売されたAir Max 97 Premium Swede Pinkはその一環である。
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2017/08/04

Vans Bleacher Era 59

VansはBleacher Era 59を8月2日発売した。Era 3モデルのカプセルコレクションで、いずれもアッパーにヴィンテージカラーを配し、ソールはダークガムメイクアップで、ヴァルカナイズのワッフルソールを履いている。
アッパーはダブルスティッチのツイルキャンバスで、カラーオプションはblack、white, purpleの3 styleで、3モデルともトングー、スリーブ、ヒールタブ、アイレット、シューレースは全てホワイトである。Vnsは毎年秋に向けてガムソールモデルを発売するが、Bleacher Era 59は2017 Fallに向けたガムソールモデルである。
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2017/08/03

Nike Air Jordan V White/ Red/ Black

NikeはAir Jordan V White/Red/Black を8月5日発売する。ホワイトレザーアッパーとVisible Air cushioning midsoleのコンストラクションで、ミッドフットにはメッシュのベンチレーションパネルを搭載している。カラーオプションはwhite/red/blackの1stylのみで、小売価格(MSRP)は$190 USDである。
今回モデルは7月1日発売したAJ5 Flight Suitとは素材、カラーオプションとも異なっていて、よりオリジナルに近いメイクオーバーである。white/red/black のカラーは別名キラーカラーと呼ばれ、Aiir Jordan IV(AJ4)から使用され始めたカラースキームである。カラーコンビネーションはAJ4とは異なっているが、オリジナルのAJ5のカラーコンビネーションは忠実に再現している。ミッドソールはグレイのスペックルド加工で、 アウトソールには半透明のラバーソールを採用している。いずれもオリジナルをマイナーチェンンジしている。
Nikeは1989年にAir Fright 89とAJ4を発売したが、この両モデルはいずれも開発にFlightテーマを採用した。AJ5はFlightテーマを発展させて第2次対戦中の戦闘機P51 Mustangまでテーマを拡大したのである。AJ4はもう一つ、white/red/blackのキラーカラーもアスレチックシューズで初めて導入したモデルである。当時のスニーカーはホワイトがメインストリームだったから、このカラースキームは斬新なアイディアだった。キラーカラーはその後のAJ5以降の初期Air Jordanモデルで再三にわたって使用され、Air Jordanのカラーイメージを確立する役割を果たした。
Air Jordanの1〜4は発売当時一部のスケートキッズには売れたが、バスケットファンにはなかなか売れなかった。ブレークしたのはAJ5からで、その先駆的役割を果たしたのがFlightテーマとキラーカラーを携えて登場したAJ4だったのである。Air Jordan シリーズを成功に導いたリーディングモデルはAir Jordan IVだったのである。

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