2014/09/26

Nike reports Q1 2015 Result : Rebounding After Earnings And Revenue Jump

ナイキ(本社:オレゴン州ビーバートン、マーク・パーカー社長兼CEO)が9月25日発表した第1四半期(6〜8月)業績は売上高79億8,200万ドル(前期比15%増)、純利益9億6,200万ドル(同23%増)となった。アナリストの予想を上回る好業績である。2013年(前々期)から回復している粗利益率も1.7ポイント(46.6%)上昇し、収益力も強化されつつある。
Mark Parker, President and CEO of Nike, Inc.
最高業績を上げたのは西ヨーロッパ(前期比32%増)、北米(同12%増)も好調を維持した。前期低迷していた中華圏は、中国本土のテコ入れ効果で顕著な回復(同18%増)となった。中・東欧(同7%増)、発展途上地域(同4%増)も成長をキープした。日本は依然として世界最低業績(同1%増)のままである。
Nike LeBron 12 "Trillion Dollar Man"
ナイキジャパンは売上高1億6,000万ドル(前期比1%増:為替補正前=以下同)で、フットウエア1億ドル(同14%増)、アパレル4,600万ドル(同13%減)、イキップメント1,400万ドル(同18%減)となった。

8月7日に発表されたadidasの上半期業績(減収・大幅減益)と比較すると、さらに両社の差は拡大している。

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