ウイメンズが充実しているのもVeniceストアの目立った特徴になっているが、これはAabot KinneyとネイバーフッドがBoHo-Chicカルチャーエリアになっていることを反映している。ストアにはアーチストのコラボコーナーなども開設されているが、これもネイバーフッドカルチャーを意識した演出である。
Aabot KinneyはHaight Ashbury(San Francisco)と並ぶ、ウエストコーストのBohemian Zoneとして60年代から注目を浴びてきた。Beverly HillsやSanta Monicaは観光客向けのショッピングゾーンとして成長してきたが、Aabot Kinneyは60~70年代にサーファー、スケーター、ヒッピー達が住み着いたBohemian Communityだった。その雰囲気が今も濃厚に残っているため、居住者やストリートのカルチャーはほんの数ブロックしか離れていないSanta Monicaと比較しても全く異質なのである。
adidasはOriginals storeの世界的なリニューアルを3年前から進めてきた。すでに2014年にはBerlin(4月)、Shanghai(7月)、Seoul(7月)、London(8月)に矢継ぎ早に出店している。2016年にはBrooklyn(2月)、Soho(New York, 8月)、Moscow(9月)、Paris(11月)にも出店した。12月には世界最大ストアを5th Avenue(New York)にも出店している。
DTC部門の強化はオンライン販売の方が成長率が高いが、Nikeとadidasはこの数年間直営ストア強化にも力を注いできた。Originalsの出店はその一環だったのである。
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