adidasのコラボレーターは現在でもヒップホップ系のラッパーやスケートボードショップが多く、デザインというよりはもっぱらメッセージ発信が中心である。これに対してKvadratはEU有数のテキスタイルメーカーだけあって、3モデルともエレガントなテキスタイルを投入し、素人コラボレーターとは一線を画したデザインに仕上げている。
かつてコラボレーターはラッパーやNBAアスリートがメインストリームだった。最近はスーパーモデル、ソーシャライツ、テキスタイルデザイナーにシフト傾向が目立ち、かつてのストリート系コラボレーターはメインストリームから脱落しつつある。NikeはNBAとCallegeに膨大な投資をつぎ込んでいるためコラボレーターのシフトに慎重だが、adidasはそういうしがらみが少ないから新しいコラボレーターに乗り換えが容易なのである。
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