2016/11/17

adidas Group FY16 Q3 Result

Kasper Rorsted, CEO ofadidas Group 
 adidas113日発表した20169カ月業績(19月)は連結売上高146400万ユーロ(前期比14.6%増)、純利益102,700万ユーロ(同50.6%増)の増収大幅増益となった。ロシア(10.2%減)、ラテンアメリカ(7.%減)を除き、他の5地域は2桁増収だった。西ヨーロッパ、北米、中華圏、日本のいずれも好調だった。純利益は
ブランド別売上はadidas17.5%増)が好調で、Reebok(1%増)とTaylorMade-adidas Golf2.2%増)は依然低迷が続いている。TaylorMade-adidas Golfは売却が予想されているが、Reebokは新CEOに就任したKasper Rorstedがテコ入れを宣言しているから売却の可能性はない。
adidas NMD XR1 

牽引力になったのはNMDTubularOriginals部門で、retro trainerブームに便乗して大量のメイクオーバーを市場投入した効果が現れた。特にNMDのブロックバスターヒッは増収増益に大きく寄与した。NMDBoost solePrimeknithybrid trainerで、Nike Rosheのカウンターモデルである。すでにretro trainerブームは終息に向かっているが、hybrid trainerは次のブームなのでNMDは今後数年間期待できる。
10月にCEO就任したKasper Rorstedは、Reebokテコ入れを表明しているが、それ以外の方針はまだ明らかになっていない。NMDretro trainerOriginals)だけでは中長期の成長は厳しい。Rorstedは緊急に新成長戦略を打ち出す必要がある。

Follow the adidas financial result
adidas Group FY13 Result

0 件のコメント:

コメントを投稿