adidasのProphereはDragon Ball Z Collaborationの目玉の一つになっているが、その発表前の4月7日に発売されたProphere Cookies & Creamは異色のカラーオプションで人気モデルになっている。アッパーはニット、スエード、ラバーの複合パネルで、ポリウレタンミッドソールとのコンストラクション。フィッティングはヌバック製の3ストライプと一体化したIntegrated Lace Systemで行うデザインになっている。
Prophereの最大特徴はミッドソールのデザインで、サイドウォール全体にスタッドを埋め込み、クォーター部分には大きな凹型の切り欠きを入れるなど大胆なアイディアを打ち出している。このタイプのミッドソールデザインはKamanda、F/22にも使用されていて、アディダス最新モデルの特徴になっている。
カラーオプションはトリプルブラックであるが、アッパーにホワイトのスペックル処理が施されており、シューレース先端、deubré、ヒールタブにもホワイトを部分使用してアクセントにしている。完全なモノトーンのトリプルブラックは別個に発売されているが、Cookies & Creamはホワイトをアクセントにして変化のあるデザインに仕上げられている。
Prophereは2017年12月に発売されたライフスタイルモデルで、Arkyn、F/22、Kamandaなどの系列につながるモデルで、アウトドアテイストのデザインの影響下にある。発売直後のニューイヤーから多くの追加カラーモデルが投入されており、明らかに成功したモデルである。今回のProphere Cookies & Creamは4月に発売され、海外では他のカラーオプションとタイムラグをおいてリリースされたが、日本では他のカラーモデルと同時発売された。このため日本では余り注目を集めなかったが、海外ではブラックにホワイトアクセントの異色のカラーオプションで注目された。
Prophereの最新モデルはDragon Ball Z Collaborationで発売されるCell(2018年9月)が最新モデルであるが、Cookies & Creamはそれ以前に発売されたモデルでは最新モデルである。
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