Nike releases Week Zero Free Trainer Collection

Week Zero Free Trainer Collection " Ohio State Buckeyes"

NikeはWeek Zero Free Trainer Collectionを8月12日発売した。CollectionはFree Trainer 5.0をベースに開発したスクールモデルで、今年は13校のモデルとが発売された。アッパーは各校スクールカラーを使用し、Tongueにはチームロゴがプリントされている。

Week Zero Free Trainer Collection " Oklahoma Sooners"

これまでNikeはレプリカユニフォームは販売していたが、フットウエアのライセンスモデルは販売していなかった。本格的なチームフットウエアコレクションを発売したのは2014年からで、去年は8校、今年は13校のモデルを発売した。

Week Zero Free Trainer Collection " Florida Gators"

NCAAカレッジフットボ−ルは9月3日キックオフするが、Week Zeroは開幕週（Week One）以前に発売するという意味でネーミングされている。当然各校のブックショップで販売するが、Nikeプレミアムストア、Nike.comでも一般向けに発売する。

NCAA D-1所属校は現在252校で、原理的には252校は全てビジネス対象となる。販売相手はもちろん一般の学生である。有力校の学生数は4〜5万人だから、D-1所属校だけでも1000万人近い潜在購入客がいることになる。各校は年間公式戦12ゲーム、さらにBowl Gameも41ゲーム開催される。1ゲーム観客数は7〜10万人だから、ここにも膨大な潜在マーケットがある。

Week Zero Free Trainer Collection " Tennessee Volunteers " 

Nike のNCAA Footwearビジネスはここまで進化した。NBAで展開されているビジネスが、いよいよカレッジでも再現されることになる。