2018/04/30

Nike Air VaporMax Plus Women's "Sherbet"

Nike Air VaporMax Plus Women's "Sherbet"

NikeはAir VaporMax Plus Women's "Sherbet"を4月26日に発売した。stretch synthetic upperとAir VaporMax soleのコンストラクションで、Nikeの最新Hybrid modelである。カラーオプションはpink/orange /blackで、価格(MSRP)は$ 190 USDに設定されている。
Nike Air VaporMax Plus Women's "Sherbet"


"Sherbet"は4月6日に発売したAir VaporMax Plus "Light Menta"、"Reverse Sunset"の2モデルに続く、Women'sシリーズ3部作の最終モデルである。先行発売の2モデルは同時発売され、短期間で完売した。
Air Max Plusは1998年にリリースされ、ネオプレーンにTPUのオーバーレイを施したアッパーが新奇さと派手なコスメチックスで評判になった。一方Air VaporMaxはSean McDowellが次世代Air unitとして開発した新ソールユニットで、2017年のAir Max Dayにリリースされた。両者を統合したAir VaporMax Plusのオリジナルは2018年1月に発売されたばかりで、Nikeの最新Hybrid modelである。
Nike Air VaporMax Plus Women's "Reverse Sunset"

Nikeは4月に入ってからAir VaporMax Plusを2~3足のカラーシリーズ化し、Sunsetシリーズ、Tropical シリーズなどに編成して市場投入している。この手法は大成功を収めており、今後はAir VaporMax Plus以外のモデルにも適用されるだろう。
Air VaporMaxはR&Dアイディアを小刻みチェンジし、短期間のうちにマスセールスに育成する手法を確立した。最初は新Air UnitとFlyknitのコンストラクション、ついで既存モデルとクロスオーバーさせたHybridモデル、そして今度はMulti colorシリーズでも成功した。
Nike Air VaporMax Plus Women's "Light Menta、

NikeのR&D能力はまだまだ捨てたものではない。2018年 は大量のHybrid モデル、Multi colorシリーズがが投入されるのは確実になってきた。今後数年にわたってAir VaporMaxは成長ドメインを拡大し続けるだろう。

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2018/04/28

Nike Air Vapor Max Inneva Hybrid


NikeはAir VaporMax Inneva を5月3日発売する。ナイロンのハンドウーブンアッパーと Air VaporMaxソールのコンストラクションで、最新のNike hybrid modelである。ウーブンパターンはスクエアのbasket-weave patternで、軽量でブリーザブルなアッパーを実現している。カラーオプションは midnight navyとbone/tan/greyの2styleを発売する。midnight navyは2012年のオリジナルモデルで使用されたカラーである。
Air VaporMax Inneva は4月23日にRonnie Fieg(Kith)がツイッターでイメージを明らかにした。その段階では発売は8月以降になると見られていたが、実際には5月中のリリースになった。
InnevaはAir Woven(2000年)に次ぐNike2番目のウーブンモデルで、ウーブンアッパーとFreeソールのコンストラクションで2012年9月にリリースされた。オリジナルは発売後短期間でホットアイテムになり、2015年にはInneva Woven 2が発売されている。
Air VaporMaxは2018年のNikeトッププライオリティモデルで、総力を挙げた拡販を推進している。2018年5月期業績はAir VaporMaxがキャスティングボードを握っていると言っても過言ではない。

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2018/04/27

Nike x Comme des Garçons Night Track Disco


NikeはComme des GarçonsとのコラボレーションモデルNight Trackを4月27日Dover Street Marketから発売した。アッパーはオールレザーパネルで、トウガードとヒールにはパテントレイヤーを施し、アウトソールはディスコ向けのフラットラバーソールを履いている。シルエットとメイクアップは2012年にメイクオーバーされたモデルを忠実に再現しており、ディテールにもほとんど変更を加えていない。発売は4月27日のDSMに続き、5月1日からは限定販売先でも販売する。
Night Trackは1978年にリリースされたNike LDVのスピンオフモデルで、同年にディスコスニーカーとして発売された。当時はディスコ全盛時代で、1977年にSaturday Night Feverが公開されたばかりだった。LDVはロープロファアイルの軽量ランニングトレイナーで、外見はWaffle Trainer(1976年)に近い。 NikeはStudio 54(New York)の要求に応じて、発売されたばかりのLDVをベースにディスコスニーカーNight Trackを製作した。オリジナルのNight Trackは直前にリリースしたLDVのスタイルを踏襲しているため、シルエットはほぼランニングシューズである。しかしアッパーにはシルバーのエラスティック素材を使用し、SwooshとHeel tabはレッドのパテント、ソールはダンスに対応できるようにフラットソールである。当時の販売はStudio 54スタッフや一部ストア限定に終ったが、オリジナルの写真を見ると実にスタイリッシュで、今から思うと限定販売では勿体無いモデルだった。今回のモデルは2012年のメイクオーバーをほぼ忠実に再現している。

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2018/04/26

Barneys’ 5th BNY Sole Series with Vans


Barneys New YorkはBNY Sole Series 2018の第5弾を4月23日発売した。今回はVansとのコラボレーションで、フィーチャーモデルはSlip-On、Sk8-Hi、Authentic LXである。3モデルともアッパーにwhite レザーを使用し、カラーオプションはwhite/blackのモノトーンチェッカープリントである。価格はSk8-HiとAuthentic LXが$110 USD、Slip-Onが$90 USDに設定されている。
Vansのチェッカープリントモデルはほとんどの場合カラーオプションが違うだけで、コスメチックは同じチェッカーサイズというのが通り相場だった。しかし、Barneys はちゃんと一工夫施して、レギュラーモデルの5倍サイズのチェッカープリントを使用した。ちょっと考えれば思いつききそうなアイディアのように思えるが、これまでこのアイディアは登場したことがない。Barneys ディレクターChris Pepeのアイディアで、やっぱり考えることがそこらへんのスニーカーマニアやリテーラーとは違うのである。
BarneysのBNY Sole Seriesは2015年にスタートし、同年は8回シリーズ、2016年は6回シリーズで、2017年は5回シリーズだった。2018年は今回で5回目である。プロジェクトのディレクションは例年Chris Pepe(Senior Men’s Footwear Buyer)が行なってきた。PepeはBarneysのディレクターというよりも、East Coastを代表する敏腕フットウエアディレクターとして知られ、今年も陣頭指揮をとっている。

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Nike Air VaporMax Inneva Woven


NikeがAir VaporMax Inneva Woven を企画中であることが4月23日明らかになった。Ronnie Fieg(Kith)がツイッターでイメージを明らかにした。Inneva WovenとVaporMaxソールのコンストラクションで、初のハイブリッドウーブンモデルである。Ronnie Fiegのツイッターに掲載されているカラーオプションはbone/tan/greyアッパーとクリスタルミッドソールのみである。このモデルは8月以降発売と見られているが、5月中に別のカラーオプションがリリースされる可能性もささやかれている。
Inneva WovenはAir Woven(2000年)に次ぐNike2番目のウーブンモデルで、ウーブンアッパーとFreeソールのコンストラクションで2012年9月にリリースされた。オリジナルは発売後短期間でホットアイテムになり、2015年にはInneva Woven 2が発売されている。
Nike Inneva Woven Original released 2012
Air VaporMaxのハイブリッドモデルはこれまでAir Max系がメインストリームになっていた。2018年5月期に向けてAir VaporMaxは最重要強化モデルになっているから、今後はさらに多くのハイブリッドモデルが投入されるだろう。Air VaporMaxの販売いかんで2018年5月期業績は大きく左右されることになる。

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2018/04/25

Fear of God Collaboration


Fear of God (Jerry Lorenzo)のオリジナルカプセルコレクションモデルが4月18日公開された。まだティージング段階で、最終サンプル発表ではない。モデルはローカットのスケートスタイルで、Eraに良く似たデザインとシルエットである。
それも当然で、Fear of GodはVansと2016年、2017年に2回コラボレーションを発表し、とりわけ2017年12月発売コレクションはカラースキーム、グラフィック、アレンジのいずれも鮮やかなテクニックで注目を集めた。したがってVansのシルエットが影響を及ぼしているのは当然なのである。しかしニューモデルのメイクアップは一新されていて、アッパーはトウとヒールにホワイトヌバック、クォーターにはグレイヌバックをカラーブロック風に使用したエレガントな仕上がりになっている。ミッドソールには厚めのホワイトラバーソールを組み合わせて、抑制の効いたミニマルなメイクアップに完成させている。発売は5~6月と見られているが、正確な時期は未発表である。
Fear of GodはAfrican AmericanのデザイナーJerry Lorenzoが2013年にスタートしたストリート系ブランドで、Kanye West、Gigi Hadid、Kendall Jenner、Rihanna、Justin Bieber といった錚々たるファンを集めてきた。Lorenzoのコラボレーター資質は極めて高く、Vansとの過去 2回のコラボレーションでもアレンジのポイントは全て押さえたモデルを送り出している。今回は独自ブランドのため前回に使用したVans text graphicsは使用していないが、ホワイトミッドソールは引き続いて使用して定番化している。2018年秋にはNikeとのコラボレーションが噂されているが、これだけレベルの高いコラボレーションを送り出せているから噂は本物の可能性が高い。

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2018/04/23

Nike Air Max Plus Classic Triple White, Triple Black


Nikeは Air Max Plus Triple  White、Triple Blackの2モデルを4月20日発売した。レザーアッパーにTuned Airクッショニングを搭載したモデルで、Air Max Plusでは初のレザーアッパーモデルである。カラーオプションはTriple  WhiteとTriple Blackの2 styleで、このカラースキームも今回が初めてである。価格(MSRP)は$ 197 USDに設定されている。
Air Max Plus は1998年にリリースされたモデルで、ネオプレーンにTPUのレイヤーを施したアッパーパネルを搭載し、新奇さとカラフルなコスメチックスで評判になった。今年は20周年なので年頭からアニバーサリーモデルが投入され、Air Max 97やAir VaporMaxとのフュージョンモデルが次々にリリースされた。しかし4月に入ってからはマルチカラーモデルも大量に投入し始めた。
Air Max Plusの作戦変更は明らかに同モデルをSummer White TrainerとMulti Color Trainerの2本立て路線で強化しようとしていることを意味する。これはadidasがSummer White Trainerに重点を置いているのを見越して、対抗上Multi Color Trainer強化で対抗しようという作戦だからである。しかし4月以降はadidasもMulti Color Trainer強化を強めているから、今年のNIDAS競合はさらに激しさを増して来るだろう。

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Madewell x Van, Veja released Exclusive Models last Weekend

Vans Old Skool for Madewell

MadewellはVans、Vejaのエクスクルーシブモデルを4月20日に発売した。VansはOld Skool、Authentic、Slip-on、Sk8-Hiの4モデルで、Sk8-Hiは1色であるが、他の3モデルのカラースキームはホワイトとペールトーンの2 style。アッパー素材はAuthenticのみキャンバスで、他の3モデルはレザーである。VejaはEsplarとV-10、Holidayの3モデルで、Esplarはトリプルホワイトとエンブロイダーモデル、それにベルクロストラップの3 style。V-10はホワイトとペールトーンの2 style。Holidayはペールトーンの1styleのみである。アッパーはEspla、V-10、Holidayとも全てレザーである。
Veja Esplar Low for Madewell
Madewellのスニーカー販売はVans、Veja(Paris)、Tretorn、Koio(Germany)が中心で、最近はadidasが増加しているが、Nikeはほとんど販売していない。しかもコラボレーションはほとんど行わず、カラーエクスクルーシブモデル販売が主体である。今回の発売モデルもカラーエクスクルーシブで、素材やシルエット、ディテールの変更はまったく行っていない。
Veja Esplar Low in  Embroidered Star for Madewell
MadewellはJ.Crewの姉妹チェーンであるが、両チェーンはスニーカー販売では全く異なった道を歩いてきた。J. Crewは米国チェーンではUrban Outfittersに次いでAthletic Footwearブランドとのコラボレーションが多いチェーンで、特にNew Balanceとは2015年以降は年間を通じてコラボレーションモデルを発売するようになった。New Balanceとの関係が特に密接なのは、前クリエイティブディレクターFrank MuytjensがNew Balanceファンだったためである。いっぽうMadewellはコラボレーションはほとんど発売しなかった。Madewellはクロージングで業績を維持できていたから、フットウエア強化がさほど必要ではなかったことによる。

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J. Crew x New Balance 998 “Midnight Moon”

2018/04/20

adidas Originals x Size? Trimm Star "VHS"


adidasは Size?(London)とのコラボレーション Trimm Star "VHS" を5月4日発売する
 Trimm Starはオリジナルはドイツ政府が70年代初期に提唱したTrimm-Aktionに連動して開発された。70年代初期のadidas最盛期を象徴するモデルの一つで、軽量なトレーニングスタイルとロープロファイルのシルエットを兼ね備えたモデルだった。国民的スポーツ運動に賛同したモデルだったのでコスメチックはミニマリックで、ブランディングは最小限に抑えられていた。

Trimm Starは最近では2013年に集中的にコラボモデルが発売され、Size?もこの年にコラボレーションを発売している。ニックネームのVHSは、VHSのヴィンテージサッカープラクティステープのカラーを3ストライプに使用していることからネーミングされた。
Size? はadidas Originals のコラボレーションで世界的に有名なチェーンで、とりわけGazelleのコラボでは定評がある。2016年はGazelle50周年アニバーサリーだったから、adidasはGazelleメイクオーバーを次々に市場投入し、Size?はそれに便乗してGazelle企画を連続して立ち上げた。

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2018/04/19

adidas Kamanda


adidasはライフスタイルモデルKamanda を4月28日発売する。サッカーファンスタイルをベースに開発したモデルと発表されており、イメージは去年12月に公開された。アッパーはピッグスキンヌバックフィニッシュで、メッシュトングーを使用し、ガムアウトソールを履いている。サイドウォールにはパーフォレーションのスリーストライプを刻印し、アウトサイドウォールにはゴールドのブランディングがプリントされている。価格(MSRP)は$ 150 USDに設定されている。
80年代のサッカーファンスタイルと発表されているから、当時のUKでテラススタイルと呼ばれていたSambaをモダナイズしたものと思われる。adidasは最近になって新開発のモデルを矢継ぎ早に市場投入し始めた。4月4日にはArkin、4月7日にはDeerupt、4月10日にはF 22 Trail runnerを発売した。Kamandaはその最新モデルである。これまでの4モデルはいずれもアイディア、顧客受けの両面で成功しており、Kamandaも申し分ない仕上がりになっている。

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adidas Consortium Deerupt Grey Stripes

2018/04/18

Nike Exodus : Executive departure continues


Nike World Campus, Beaverton, OR
Nikeエグゼクティがまたもや連続退任した。エグゼクティブ流出に歯止めがかからない危機的状況になってきた。3月15~16日のTrevor Edwards(Nike brand本部長)、Jayme Martin(Nike 海外統括副社長)に続いて、今度はAntoine Andrews(Vp of diversity and inclusion)、Vikrant Singh(Senior brand director, Nike basketball in North America)、Daniel Tawiah,(Vp of global brand digital-marketing innovation)の3人が退任した。これで3月15日から始まったエグセクティブ退任は5人になった。

Antoine Andrews, Vp of diversity and inclusion, Nike.

Antoine Andrewsの統括部門 ”diversity and inclusion"はマイノリティ、ハンディキャッパー、シニアなどの多様な人材雇用開発部門であるが、同部門は4月初旬にMonique Matheson(Evp Global human resource)が内部通達で女性とカラードの雇用改善強化を発表している。すでに3月16日にはMark Parkerも社内カルチャー改革推進通達で、人材開発と企業風土の改革を発表している。この社長通達と役員通達が出ては、槍玉に上がった統括vpのAntoine Andrews退任はやむを得なかっただろう。

Trevor Edwards, Nike Brand president
Antoine Andrewsの統括部門 ”diversity and inclusion"はマイノリティ、ハンディキャッパー、シニアなどの多様な人材雇用開発部門であるが、同部門は4月初旬にMonique Matheson(Evp Global human resource)が内部通達で女性とカラードの雇用改善強化を発表している。すでに3月16日にはMark Parkerも社内カルチャー改革推進通達で、人材開発と企業風土の改革を発表している。この社長通達と役員通達が出ては、槍玉に上がった統括vpのAntoine Andrews退任はやむを得なかっただろう。
Vikrant SinghとDaniel Tawiahの統括部門も退任は不可避だった。バスケットは北米で現在最も低迷している部門で、責任を取らされたのは容易に察しがつく。いっぽうディジタルマーケティングは今後Nikeが最重要視している成長分野で、部門強化のために責任者の交代が行われたのは確実である。両部門ともそれなりの実績はあげていたし、責任の所在はvpやbrand directorよりもっと上層部の責任の方が大きいはずだ。しかしNikeの現状の企業カルチャーでは、中堅エグゼクティブの進退に無言のプレッシャーがかかったのである。
Nike All Execs
2人が連続退任した時、Nikeはトップエグゼクティブ、中堅幹部の大規模な刷新・異動を断行している。今回も同じような内部組織刷新を推進しつつあるが、果たしてそれで事態が解決できるか疑問も多い。前回の時は2014~15年に業績が快復したが、2年で成長はストップした。今回も業績回復は部分的に進むだろうが、中長期的に成長路線に復帰する可能性はあまり期待できない。Nikeの課題は中堅管理職やマーケティング、R&Dにあるのではない。トップマネジメントの刷新と成長プランの不在こそ最重要課題である。Nikeはすでに2012年をピークに成長から成熟の時代に移行した。この段階で新しい成長モデルが必要だったが、それに成功しないまま6年が過ぎてしまった。すでに2016年から顕著になった最重要視市場である北米のスローダウンも今に至るまでカバーできていない。北米回復を中心に据えた今後10年の成長プランは、現在のトップマネジメントに期待するのは不可能と考えざるを得ない。
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2018/04/17

adidas F22 Primeknit Trail Runner Multi Color


adidasは4月10日の F22 Primeknit Trail Runnerの発表に続いて、16日に同モデルのニューカラーモデルを発表した。前回モデルと同じPrimeknitアッパーとラバーソールのコンストラクションで、medivalサイドにプラスチックアーチサポートを搭載している。collarはニットスリーブで、ストライプのメイクアップを施している。前回はblack & whiteのモノトーンだったが、今回はマルチカラーモデで、カラースキームはorange/white/aqua、3stripeとcollar、heel tabはblackである。
adidasがPriimeknitアッパーの本格的trail runnerを発売するのは今回が初めてである。これまで大量に発売されてきたNMD、Ultraboostとは異なったスタイルで、既存の購入者も含めて購買意欲をそそるだろう。今後さらに追加カラーモデルが投入されるのは確実である。価格と発売日は未発表だが、5月以降の発売と見られている。

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2018/04/16

adidas Ultra Boost Clima


adidasはUltra Boost Climaを4月13日発売した。アッパーにオープンウィーブニットのPrimeknitを使用し、ブリーザビリティ強化のためにClimaCoolヤーンを混入している。ブーストミッドソールにはUltra Boost特有のモールドFitcounterを搭載してナチュラルムーブメントを補強している。
Ultra Boost Climaのデザインポイントはアッパーのニッティングパターンと、ミッドフットに装着しているSupportive cageである。アッパーはパーフォレーションの入ったニットパターンで、エレガントな仕上がりになっている。Supportive cageは従来のものはプラスチックケイジであるが、Ultra Boost Climaはケイジの表面をアッパーと同系のニットで覆って一体化させている。この処理はとてもお洒落な印象である。adidasは大技小技を打ち出して客を飽きさせないアイディアを披露している。
カラーオプションはCarbon、White、Grey の3 styleで、価格(MSRP)は$200 USDに設定されている。

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Nike x Virgil Abloh Air VaporMax Triple White


NikeとOff White(Virgil Abloh)のコラボレーションモデル Air VaporMax Triple Whiteが4月13日とうとう発売された。 Air VaporMaxは現在Nikeがトッププライオリティを置いているモデルだが、Off Whiteのコラボレーションモデルは他ののモデルに比べて飛び抜けて注目度が高い。
Air VaporMax Triple Whiteは "The Ten Collection"(2017年9月発売) の追加カラーモデルで、Triple Blackはすでに3月30日発売されている。しかし注目度は圧倒的にTriple Whiteが高く、全世界のブロガーが再三にわたって記事をアップロード(我々も今回が3回目である)してきた。
アッパーはFlyknitにFlywire lacijg systemを補強搭載したパネルで、ソールはAir VaporMaxのコンストラクションである。The Ten Collectionのファーストヴァージョンと同じフォーミュラであるが、カラースキームはファーストヴァージョンとは逆になっている。 シューレースにレッドのインシュロックを装着し、左右シューズのmedialにインダストリアルスタンプを刻印するアイディアは今回も同じである。 価格(MSRP)は$250USDに設定されている。
The Ten Collectionは今年に入って追加カラーが次々に投入されているが、Air VaporMax Triple Whiteは去年のThe Ten CollectionでAir Jordan 1が受けたような最高評価モデルになるのは確実である。

ところで購入された方はご存知と思うが、Off Whiteのコラボレーションモデルはインシュロックがシューレースに装着されているが、購入者の大半はそのまま履いている。我々はインシュロックをカットオフして履いているが、マニアの好みは常人とは違うのである。こんな履き方はちょっとどうかと思うが、念のため・・・!

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