NikeはHyperadapt 1.0 Olive Flakを4月13日発売した。Hyperadaptの最新モデルで、フィッティングはソールに搭載したMT2 auto-lacing techで行う。MT2 はE.A.R.L. underfoot-lacing mechanismの進化デバイスで、フィッティング調節はマニュアルでカスタマイズできる。使用にあたっては、着用前にフル充電が必要と発表されている。
カラーオプションはoliveの1styleで、Swooshとトングーのブランディングにはorangeをアクセントカラーに使用している。ミッドソールにはスペックル処理が施されていて、アウトソールはガムラバーを履いている。価格(MSRP)は$720 USDで、2016年発売のHyperadapt 1.0と同価格である。
Hyperadapt 1.0はNike Mag(2015年発売)で開発されたadaptive lacing system を搭載したモデルで、第1世代は2016年11月に発売された。シルエットはRoshe 2に似たロープロファイルを採用し、アーチサポート部分の両サイドにはadaptive lacing system を内蔵したデバイスが搭載され、LED発光ボタンが装着されていた。
adaptive lacing system のオリジナルアイディアは映画 "Back To The Future Part 2"(1989年)製作時に生まれたが、最初のモデルNike Magがリリースされるまで26年(2015年10月)の歳月が流れた。Magは2016年10月に第2世代モデルが発売され、その直後の11月にMagの市販モデルHyperadapt 1.0が登場した。
Hyperadapt 1.0のadaptive lacing system はheel sensor、cable lacing system、high-tech mini-motor、rechargeable battery の4つのコンポーネントで構成されていた。今回発売モデルに搭載されているMT2 auto-lacing techはその改良版で、マニュアルでフィッティングを小刻みに調整できるようになっている。
フィッティングだけならこんな大袈裟なシステムを開発しなくても、ReebokのPump systmeやPumaのDisk Systemのようなマニュアル方式で十分可能で、コストパフォーマンスにも優れている。それでもReebokやPumaはギミックと嘲笑されついにメインストリームになれなかった。Hyperadapt 1.0もギミックで終わる可能性は十分あり得るが、Mark Parkerは今のところギブアップする気配は全くない。
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