NikeはComme des GarçonsとのコラボレーションモデルNight Trackを4月27日Dover Street Marketから発売した。アッパーはオールレザーパネルで、トウガードとヒールにはパテントレイヤーを施し、アウトソールはディスコ向けのフラットラバーソールを履いている。シルエットとメイクアップは2012年にメイクオーバーされたモデルを忠実に再現しており、ディテールにもほとんど変更を加えていない。発売は4月27日のDSMに続き、5月1日からは限定販売先でも販売する。
Night Trackは1978年にリリースされたNike LDVのスピンオフモデルで、同年にディスコスニーカーとして発売された。当時はディスコ全盛時代で、1977年にSaturday Night Feverが公開されたばかりだった。LDVはロープロファアイルの軽量ランニングトレイナーで、外見はWaffle Trainer(1976年)に近い。 NikeはStudio 54(New York)の要求に応じて、発売されたばかりのLDVをベースにディスコスニーカーNight Trackを製作した。オリジナルのNight Trackは直前にリリースしたLDVのスタイルを踏襲しているため、シルエットはほぼランニングシューズである。しかしアッパーにはシルバーのエラスティック素材を使用し、SwooshとHeel tabはレッドのパテント、ソールはダンスに対応できるようにフラットソールである。当時の販売はStudio 54スタッフや一部ストア限定に終ったが、オリジナルの写真を見ると実にスタイリッシュで、今から思うと限定販売では勿体無いモデルだった。今回のモデルは2012年のメイクオーバーをほぼ忠実に再現している。
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