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Urban Outfitters adidas sneaker shop presentation. |
Urban Outfitters(UO)は今年5回目のadidasプロモーションを打ち出した。今回は
“Sneaker Shop” と”New adidas” のダブルテーマで、オンライン上でも62アイテムをピックアップしてストアを開設している。UOは6月3日にも“Sneaker Shop”プレゼンテーションを展開した。前回はStan
Smith、Superstar、Campusを展開し、Campusはニューカラー揃えた。今回は発売早々の ”City” Packが目玉で、それにUOエクスクルーシブのクロージングを含む総計62アイテムをプロモーションしている。
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Urban Outfitters adidas sneaker shop presentation. |
UOは2月から毎月adidasキャンペーンを展開してきた。テーマを設定したプレゼンテーションだけでもこれまでに4回打ち出している。UOがこれだけ頻繁にadidasプレゼンテーションを展開しているのは、adidas
Originalsのレトロモデルがハイスクールとカレッジのニュースクールアイテムに急成長しているからである。日本から見ていると、Nikeは圧倒的な強さでadidasを押しまくっているように見えるが、その裏では新しいブランドポジショニングが深く静かに進行している。こういう変化は、日本の小売りチェーンやブランドメーカーには見えにくいのである。
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adidas trefoil tee, image from Urban Outfitters. |
NikeはSneaker headにウケが良いが、コーケイジアンの子供には浸透率がそれほど高くはない。むしろサバーバンエリアでは、adidasのほうが根強く定着しているのである。これまでNikeはコンテンポラリーモデルで一方的にadidasを追いつめてきた。しかし洗練されたデザインのモデルを拡大すればするほど、ニュースクールエリアの支持は縮小し始めたのである。UOはNikeのウィークポイントをちゃんと認識している。
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