2018/02/16

Hand-Beaded Vans Slip-on


ラコスタスー族(Lakota Sioux Tribe)の女性アーチスト、Holy Bearが製作したVans Slip-onのハンドメードビーズワークが注目を集めている。アッパーのチェッカーフラッグをビーズワークでデコレーションしたモデルで、ビーズワークはラコスタスー族の伝統柄になっている。
Holy Bearはラコスタスー族の生まれで、こどもの時から伝統スタイルのPlain Doll製作に親しんできた。University of New Mexicoで現代美術を専攻し、卒業後は伝統人形Plain Doll制作活動を続けてきた。
ビーズワークシューズは、4歳の息子が履いていたVansスリッポンを見て思いついたらしい。彼女はVansのチェッカーボードアッパーをラコスタスー族伝統のビーズワーク図柄でデコレーションしたら子供が履くのに可愛いだろうと思って製作したと言っている。これが口コミで人気を集め、2月のTeen Vogueに取り上げられて一気に全米規模の注目を集めることになった。オリジナルの手作り感が人気を呼んで、現在はオーダーが殺到していて、Holy Bearは本業のPlain Dpll製作よりビーズワークシューズ製作に忙殺されている。
Holy Bear and her Plain Doll
もともとNative Americanのモカシンは、ビーズワークを施すのが伝統になってきた。Holy Bearもトラディショナルなモカシンを連想しながら息子のVansをデコレーションししていたと言っている。確かにビーズワークのVansは購買欲をそそるが、こんな単純なアイディアにどうして誰も気付かなかったんだろう。VansはHoly Bearと契約して、ビーズワーク部門を新設すべきである。

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